2014年12月16日火曜日

20141216少子化とかメモ(主に疑問点)

ちょっとメモログ。



日本の少子化が止まらないのは、若者が子育てよりも自分のことが大好きだから


先にBLOGOSで同記事読んでたのでざくっと読感を残してた


「若者が子育てよりも自分のことが好きだから少子化になる」ってのは前ちらっと読んだ「人口学への招待」にも書いてたな。

「人口学への招待」で少子化問題の大枠にトライ |ナラティブモンキー


「若者は子育てよりも自分のことが好き」ってのは今も昔も当たり前の話。
前述した本には昔に比べ何が変わったかという問いに、「外圧の多寡」を挙げてる。
社会の目とか世間体とか「人は結婚して子供を持って一人前」といった価値基準が当然のように昔はあって当然のように押し付けられた。それにぶらさがってお見合いシステムも機能していた。今は社会的外圧の根拠がくずれてしまってる。



ここからは私見。
もしアメリカ人が日本人と比べて本当に「子供大好き!」であれば、その根底には国教も関係してんじゃないかなあ。
「産めよ、増えよ、地に満ちよ」は旧約聖書の創世記だけど、カトリックでも信仰の範疇に入ってるんだよね。
仏教でそういう教義あったっけか…。
でもどっちにしてもリンク先で引き合いに出してるアメリカも出生数は低いはず。


あと、マンハッタンでのナニーサービスも例に挙げているけど、ナニー含む育児補助サービスのメリット・デメリットと、それらがいま現在のこの国のどの階層の働き方に適切かはもうちょっと精査したほうがいいと思う。
少なくとも公的保育施設の拡充で働きやすくなる階層はたしかにいるし、ナニーみたいに高額でも預け時間の融通があったほうがいい人もいる。保育所以外の他のサービスはどれだけ確立されてどれくらい普及してるんだろ?

そういえば横浜で「保育ママ」制度とかあったよね。


横浜市には保育ママはあるの?[はまれぽ.com]






少子化周辺て考えると十把一絡げにはできないしデータの裏付けなしで部分部分を切り取るのはやっぱ恣意的感情的だと受け取られてしょうがない(私もよくやっちゃうけど)。
あ、専業主婦/夫への減税とか価値観の刷新とかはあったほうがいいと思います。





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